スイセイギンカ
ブランド:暁WORKS
公式サイト:スイセイギンカ
プレイ時間:18時間
評価:B
※ネタバレを含みます
あらすじ
主人公は10年ぶりに瑞穂に帰ってくる。
事故が起きた場所でかつての親友、相馬いざなと再会を果たす。
事故。それは辰砂製薬のトラックが横転し化学薬品がばらまかれたことだった。
それ以来、E化と呼ばれる人間離れした力を持つモノが生まれてしまう……。
主人公は事故を起こした辰砂に対して活動を行う。
感想
テキストは読みやすくてさくさく進められた。
各√ごとにあまり流れが変わらないので段々と面白みがなくなっていくのが残念だった。ラスボスが各√にも正体明かして出てくるのでメイン√で盛り上がりがかけるような気もした。あとは謎が多いまま終わったけど、それはラストの流れではありだと思う。
キャラはみんなエロいし可愛かった!
サツコイ~悠久なる恋の歌~
ブランド:ALcotハニカム
公式サイト:サツコイ
プレイ時間:10時間くらい
評価:A
※ネタバレを多少含みます
あらすじ
加納イズミは養父から暴行(肩をナイフで刺されて)を受けて駅前で死にかけていた。
そこに現れたのは白羽瀬悠であった。
彼女は学校では有名ではあまりいい噂の聞かない奇人だ。
そんな少女に拾われることになり、一緒に暮らすようになる。
悠は自分のことを人魚という。
そうこうしている内に人魚が事件を起こし巻き込まれていくイズミ。
やがて自らも人魚だと……。
雄の人魚は雌の人魚が成魚になるための養分になると聞かされる……。
・川嶋 直√
この√は1年前の直との出会いがメイン。
転入してきたイズミを周りは受け入れることはなく……。
喧嘩したりして余計、居場所がなくなってしまう。
そして養父の煙草をパクって吸うようになって。
そんな状況の中で、似たような面も持つ直と惹かれあう。
ある日、二人共、家を飛び出してしまって学校に泊まることに。
一晩だけという約束で体を重ね合う。
生きづらい社会を生き抜くことが描かれていたと思う。
イズミは生に拘っていなかったが自ら生き抜いていくことを決意。
直とは人魚と恋愛することはできないということでお別れに。
・新田 瑠璃√
この√のテーマは『家族』
イズミは養父。瑠璃は捕食した弟と母。
イズミは養父に引き取られてから虐待を受け続けていた。
それでも親を嫌いになれなかった。養父も同じでイズミの生活費を貯めていた。
歪んだ家族愛が描かれていたと思う。
瑠璃たちの母親は子供を産み、その子供を捕食する。
この行為を何度も繰り返してきた。純血種は頻繁に食べる必要はないというのに。
そんな母親と向き合う物語。
・白羽瀬 悠
このゲームは妹ゲーですね!
春になったら一緒に死のうと約束するイズミと悠。
悠の動画のファンの人が難病で手術するまでに新しい動画を見たいと。
そこで友達にも協力してもらい盛大に駅前でやろうと話になる。
イズミはできないギターを毎日、必死に練習をする。
しかし当日、イズミの母親の人魚が邪魔をされてライヴには行けなくなった。
悠はイズミがいないならしないと言うが待っている人たちの為に歌う。
イズミは母親と和解を果たすが、ボロボロで会場までいける体力もなく。
その場で生配信されている悠の歌を聞きながらギターを弾き力尽きる。
そして時は流れ、イズミが一緒に弾いてくれたことを知る悠。
そんなイズミに弾き語りをする悠……。
戦場デ少女ハ躰ヲカケル
ブランド:CYC
評価:C
若くしてアメリカ軍を退役した“英雄”はアルジェスタン王国でバカンスを満喫している最中、革命軍に妹を人質に取られ軍の指揮をするよう要求される。
【シュミレーションパート】
高性能照準器というパッチもあるが当ててもそこまで当たらない。
最初のうちは楽しいのだが特に変化もなく数回やると飽きてくる。
【キャラ攻略】
分岐がシュミレーションパートの各キャラのLVを基準にそれぞれの√にいきます。また、2週目以降も引き継ぎはないのでだるい作業を最初からやることになりやんなってきます。
全体的には、シュミレーションパートをもう少し捻りを加えてくれればより良かったと思いました。また、シナリオは戦闘して捕虜を尋問しての繰り返しなのでシュミレーションパートと同じくワンパターンなのが残念でした。
かたわ少女 【感想】
公式サイト→http://www.katawa-shoujo.com/
評価:A
プレイ時間は20時間くらい?2ヶ月くらいちょこちょこやってたからアレだけど...。
4月に日本語版の完全版がリリースされたの事でようやくプレイ。この日を何年も待ったよ...。かなり話題になったし、もう忘れてる人多そうだけど。
山久学園(特別支援学校)が舞台。ここには様々な障害をもった生徒達がいる。主人公は先天性心疾患である事が発覚し、入院生活を終え選択の余地もなく親に言われるがままに通う事となる。
※ここから先はネタバレを含みます。
静音√:あなたの考え、教えてくれる?
聾唖者で会話もできず、その補助としてミーシャの助けを借りている。主人公は静音と会話をする為に手話を習うがこれといった障害なく覚えてるのでその点が非常に残念だった。“障害”を感じるのが一番薄い√でした。
ミーシャの障害は結局なんだったのだろうか?頭弱そうだからきっとそうなんだろ...。
華子√: 自分の恐れに向き合える?
唯一の外面的な障害者であるが精神的に問題がある。内向的な性格であり、自分の事が見えないリリーとだけ友達である。主人公は子供のように守るべき対象として接するが、華子はそれ以上の関係を望んでいた。主人公が過去の自分を見つめ直すのはこの√だけかな?時折見せる笑顔はとびきり可愛い。BADの最後はとても悲しい気持ちになる...。
リリー√:私が見ているもの、あなたにも見える?
生まれつき目が見えない障害をもつ少女。ストーリーが華子と結構重なる部分が多いです。この√では主人公の障害がきちんと活かされていました。えっちしーんは一番エロかったかな?
笑美√:独り立ち、できる?
事故で足と父を失った少女。足よりも父を事故で亡くした事の方が克服できていない。父から走ることを教わったが、足をなくしても走ることはやめなかった。走っていると頭が真っ白になり何も考えなくていいので、来る日も来る日も走り続ける。元気いっぱいで終始ふりまわされる主人公。
自分のことより他人の為に尽くす笑美だが、自分の事は自分で何とかするからと助けを借りようとしない。主人公が心配しても、信頼できないから教えられないと何も教えてくれない笑美に苛立ちを覚え始める。
運動場とナースの行き来が多いので飽きる感じはある。
琳√:今を楽しんでる?
先天性障害による手術で短腕となっている。会話の部分は含みのある言い方が多いのでじっくり読まないとならないのが大変だった。この√だけやけに完成度が高い。能天気で距離が近そうに思えて、壁がしっかりある感じ。友人の関係がかなり長いも観察力が優れていて、主人公の事を憂鬱で不機嫌そうに見えると指摘する。展示会をきっかけに変わろうとする琳だが自分を壊す事になり、不安になるが結局は自分らしさを優先させた。この√は難解で私には理解できなかった部分も多かった。
「今」なんて、あやふやですぐに過ぎ去ってしまうものだ。過去と未来の間にある瞬間。そんな説明に意味はない。無意味なことを深く考えすぎても時間の無駄だ。だから今を生き抜くことはいつでも最高の選択肢というわけだ。
第一、未来を予測することもできず、過去も簡単に忘れてしまう俺たちにとって、今というのは唯一の存在証明だ。しばらくそのことを忘れていても、存在することには変わりはない。でもたまにはその一瞬を楽しむのもいいものだ。
そうすれば・・・・確かめられるんだ・・・・生きている、と。
2014年秋アニメランキング
1位:クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
マナ(物を浮遊させたら色々できる)により世界に平和が訪れる。マナを使えない者「ノーマ」は、人々から恐れ蔑まれ隔離されてしまう。その隔離施設では「ノーマ」がドラゴンと闘い、金を得て生活をしていた
王道だけどやっぱ面白い。ここ数話でどんどん面白くなってきてるから後期に期待。失速しないで欲しいな...。
「世界を壊して、私は生きる。」
2位:寄生獣 セイの格率
パラサイトの襲撃を受けるが右腕に寄生してしまう。周りに他のパラサイトが現れ始め、新一とミギーは戦いに身を投じていく。
テンポはちょうどいいし常にはらはらさせてくれてすごい面白い。音響だけは...、うん...流石に酷すぎないか?
3位:蟲師 続章
蟲師のギンコが蟲が引き起こす現象に対峙していく。
1話完結なので時間がない人にもおすすめしたい。1期と変わらない雰囲気で、こだわりなどが感じられ本当に製作者側のみんなのこの作品に対する想いが伝わってくる。基本全部手書きでこのクオリティは本当にすごいと思う。
4位:繰繰れ! コックリさん
自分の事を人形という市松こひながコックリさんを呼び出す。その後も、狗神や信楽なども住み着いてしまう。
ギャグが面白くて好き。カプ麺食べたい。
5位:Fate/stay night UBW
初見だったらたぶん今期1位だったと思う。全体的に良く出来てるって感じ。THIS ILLUSIONはやっぱLisaじゃなくてタイナカさんの方が合ってるな?
6位:グリザイアの果実
買おうと思ってて結局原作買ってない作品。3部作全部アニメ化するらしいし金溜まったら買おうかな...?
7位:PSYCHO-PASS 2
スタッフが結構変わったりしたから不安あったけど予想より結構良かった。映画では狡噛が出てくるらしいし楽しみ。
8位:甘城ブリリアントパーク
良いご都合主義だった。綺麗にまとまってたし良かったんじゃない...?
9位:アカメが斬る!
毎週見るのが楽しみだった。飽きることなく進んでいきとても面白かったと思います。
10位:棺姫のチャイカ
最終話以外は良かった。戦闘も好きだったし、うん...。10話構成を11話構成にすれば良作になったのにな...。最後の5分でラスボス倒すのはちょっと無理が...。
11位:暁のヨナ
かなり丁寧に作ってる感がある作品。続きが楽しみですね。
12位:大図書館の羊飼い
AUGUSTのアニメ化しては中々の出来だった。キャベツとか心配されてたけど平気だったな...?
13位:オオカミ少女と黒王子
佐田君、最初はただの屑だったけど後半にはまじでイケメンになってて掘れそうだった。僕もこんな男の人と結ばれたいな♡
14位:selector spread WIXOSS
途中、失速してたけど最終回は良かった。アキラッキー可愛い。
15位:失われた未来を求めて
アニメ見て原作しようかなって思ったらもう生産してないしメーカーは活動休止してるし...。アニメ化した意味あるのか...?まあ、再販くるの待ってる。
16位:異能バトルは日常系のなかで
17位:俺、ツインテールになります。
18位:TERRAFORMARS
19位:トリニティセブン
今季、結構アニメ見てたんだな。10本くらいだと思ってたのに...。来季、見るもん決めなきゃな。
初恋撫子 【批評】
ブランド:Carriere
プレイ時間は14時間くらい?
評価:C
代々日本を裏から統べてきた女系の『倭一族』
その現当主は今の日本を変えるべく、
初の女性総理大臣となって表舞台に立ち、
『新しい和』という道を指し示す改革を行った。特に力を入れていたのは女系一族らしく、
新しい女性の生き方――『乙女撫子』の提唱だった!!!
そして、そんな現代の大和撫子を生み出すために、
"新しい和"をテーマとした天凛学園が創り出される。天凛学園に通うは、倭一族でも位が高く、
世が世なら一国のプリンセスというヒロイン達!
彼女達が次期当主となる条件は、一人の男性を射止める事!現当主はヒロイン達が幼い頃、一緒に遊んでいた主人公に
ほのかな想いを寄せていると知って、『乙女撫子』にふさわしい
積極的な強さを持たせようとしていた。
超個性的なお嬢様達が、初恋と一族の当主の座を巡って、『ミス・乙女撫子コンテスト』
で、学園や国までも巻き込んで争う・・・・・・普通じゃない!?
新感覚・和風ラヴコメディ!!
・真空√
真空は男の子として育てられ、武術を学び続けた。女の子として生きたい彼女とって“力”それは邪魔でしかなかった。だが、和が命を懸けてそれを受け入れようとする。そうして気付いた新しい“力”でヒーローになる事だった。
良くもないし悪くもないしって感じだった。ただ、和が鈍感すぎるのが難点。
・桔梗√
ぬいぐりみ(過去の思い出)を壊され憤怒する和。いざ仲直りしようとしても中々上手くいかず...。やっと仲直りできるも桔梗の親父が天凛に連れ戻しに来てそれに応戦する桔梗達。主人公が前半屑すぎるし、それに比べて周りがいい奴すぎて泣けてくる。最後だけ泣かせにきてるのは良かったと思うよ?うん...。
・瑠璃√
和にとってお姉ちゃん的存在。許嫁が邪魔をしに来るがそれを二人で協力して解決してハッピーエンド。
これも別段普通の話だった。この√は見所なかったよな...?
・萌黄√
神狼の力を宿しそれを拒絶する萌黄。和の協力もあり、神狼の力を受け入れる萌黄。
姉妹愛を書きたいのは伝わって来るんだけど神様と絡めて書いてて薄っぺらい内容になってるのが残念だった。
・まとめ
このゲームは「分かり合う」って事をテーマにしてるんだろうけども、こじつけてる感がしてちょっと...。
1時間で綺麗にまとめられる話を3時間にしてるせいで、だるい。内容もくどいし、ね...。
まあ、キャラ達の個性が出てたのは良かったんじゃない...?
後は、頑張って泣かせにきてるのも良かったよ?(泣くにはちょっと無理があるけど...)
もう、俺のPCディスク読み込まないし辛い。は、これはもしかして神が僕にクソゲーポワーを溜めろって事か...? はぁ...
Aion Garden 【批評】
ブランド:LiLiM
公式サイト→Aion Garden
プレイ時間は8時間くらい?
評価:D
平穏な街で起きた、猟奇殺人事件。それは残忍な犯行を繰り返す殺人鬼が、ついにこの街に来たことを表していた。そんな街に住む学生の一人、鴻守宗(コウモリ ソウ)は、ある夜その連続殺人鬼に出遭ってしまう。
見えない爪を振るい、宗に襲いかかる殺人鬼。とどめを刺すべく殺人鬼の腕が振り下ろされたその瞬間、一陣の風と共に、彼女は現れた――
主人公がヒロインの名前を何度も間違えてるのはちょっと...。全体的に作り粗いし見直さなかったんかなと思えるレベル。
・ユカリ(andまどか)√
この二人の√は急ピッチで物語が進んでいき、気付いたらラスボス倒してるって感じだった。ほとんど説明もないし、やっても???って内容だった。敢えて、褒めるなら戦闘シーンが良かった事くらい...。
この世界には古よりアイオーンと呼ばれる存在がいた。人間に興味をもち観察していたが、それだけでは物足りなくなって人間に乗り移る事にした。アイオーンは人を殺し“死”とは何かを追求し続けた。それに対抗する為の組織がレイチェルウッド(西洋)、侍(日本)だ。ユカリ(レイチェルウッド)はアイオーンを追い詰めるが、邪魔をされアイオーンを砕いてしまう。そしてアイオーンは6個の欠片となり人にとり憑いた。(これも全てアイオーンが死というものを経験する為に嵌めた罠)そして其の欠片のひとつが主人公にとり憑く。終盤には、6つのアイオーンの欠片が一つになりアイオーンが覚醒してしまう。それを倒してハッピーエンド。
やっぱこの√の終盤、意味不明すぎてわからん。
・あやみ(andゆめ)√
こっちの√は割としっかりしていた。
ゆめは祀姫(神降ろしの器)として育てられ、阿南に操られてしまう。それを救うために奮闘する主人公。
それぞれのキャラが何を思い、何のために闘っているのかがはっきりわかりとても良かったです。互いの√でキャラ同士の関わりがなかったのが残念だった。
もう少し、時間をかけて作ってくれれば良作になったかな?って感じが強い。ユカリとまどか√が酷すぎて...。まあ、あゆみとゆめ√は楽しめたので良かったです!!